当社グループでは、社員ひとりひとりが永続的に継承していく価値観・行動規範として掲げた「MOL CHARTS」の中で、「安全=S:Safety」について以下の方針を定め、世界最高水準の安全品質追求に取り組んでいます。
また、その具体的な取り組みの1つとして「STOP AND THINK MORE(註1)」標語の浸透と実践を図り、船上での事故撲滅を目指しています。
(註1) 「STOP AND THINK MORE」…乗組員ひとりひとりが不安や疑問を抱いた時に一旦立ち止まり、正しい行動をとるために考えること。
当社グループは、サステナビリティ課題(マテリアリティ)の1つとして「Safety & Value 安全輸送・社会インフラ事業を通じた付加価値の提供」を掲げ、「安全品質」に関する目標・KPI・アクションプランを設定しています。
安全品質を定量的かつ客観的に評価する目標及び指標として「4ゼロ」(重大海難事故、油濁による海洋汚染、労災死亡事故、重大貨物事故のゼロ)、SPI(Safety Performance Indicator)を用いています。集計対象は、当社保有・管理船及び傭船を含めた当社グループ運航船(海洋事業を含む約800隻)としています。
基準や適用範囲は適宜見直しを行っています。
4ゼロ対象事故件数 | 2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | |
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事故件数 | 1 | 1(*1) | 3(*2) | 1 | |
内訳 | 重大海難事故件数 | 0 | 1 | 1 | 0 |
油濁による海洋汚染件数 | 0 | 1 | 1 | 0 | |
労災死亡事故件数 | 1 | 0 | 2 | 1 | |
重大貨物事故件数 | 0 | 0 | 1 | 0 |
目標及び実績 | 2022年度 | 2025年度 | 2030年度 | 2035年度 | ||
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目標 | 実績 | 結果 | 目標 | |||
LTIF(Lost Time Injury Frequency)(*1) | 0.50以下 | 0.19 | 目標達成 | 0.50以下 | 0.40以下 | 0.30以下 |
運航停止平均時間(*2) | 24.00以下 | 12.50 | 目標達成 | 24.00以下 | 22.00以下 | 20.00以下 |
運航停止発生率(*3) | 1.00以下 | 0.32 | 目標達成 | 1.00以下 | 0.80以下 | 0.60以下 |